とある三流プログラマーの覚書

機械学習、自然言語処理を中心にIT系の話題を書いていく予定です

AlphaGo 対 イ・セドル九段の囲碁対決の感想

3/9から3/15にかけてGoogle囲碁ソフト「AlphaGo」対 トップ棋士のイ・セドル九段の対局が行われていました。注目の対戦だったので囲碁のルールもよくわかってないのに、土日はユーチューブライブとニコニコ動画の解説に張り付いていました。

 

結果は、AlphaGoの4勝1敗ということで、トップ棋士がコンピュータに負けて、囲碁界は騒然としていたみたいですが、いやいや、囲碁界どころじゃないだろう、これは人類やばいんじゃね!というのが私の感想です。

 

AlphaGoを作ったのはGoogle傘下のDeepMind社です。DQNを作った会社ですね。人間が何も教えなくても、自己学習して昔のゲームを人間よりも上手くプレイできるようになった、あのソフトを作った会社ですね。

 

つまり、これはDeepMindの自己学習アルゴリズム囲碁の対戦データを呑ませて、自己学習させたら、人間のトップを超えるくらいになってしまったということなんでしょう。

 

ということは、コンピュータ上でシミュレーションできて、スコアが明確につくような分野では、もう人間はコンピュータに勝てないというのが証明されてしまったんじゃないかな、と思っています。

 

ちょっと前に、10年後には今ある仕事の半分はコンピュータに置き換えられるというような予想がありましたが、下手するとそれどころじゃないんじゃないかと思いました。

 

うーん、この分野はちゃんとウォッチしておかないと本当に怖そう。